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似非遍路

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198941840

￥737 (税込) 2017/1/7発売：徳間書店

わけあって武士を捨て、高瀬川界隈で評判の居酒屋「尾張屋」の主となった宗因は、かつての朋輩を訪ねて淀に出かけた。その帰途見かけた田圃を耕す初老の男が、四国遍路に出かけたはずの塩問屋播磨屋の主であることに気づき問いただすことに。播磨屋が語り始めた予想外のいきさつは…。高瀬川に集う市井の人々の哀歓と人生の機微を描いて深い感動を呼ぶ珠玉の連作集。

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天皇の刺客上

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198941123

￥748 (税込) 2016/6/3発売：徳間書店

内憂外患の波が押し寄せる、京の都。幕府の存続を図るため、幕閣は尊王思想を増長させる『日本書紀』を秘かに焼き尽くす計画を進めていた。しかし、草莽の志を抱く植松頼助・猿投十四郎たち一団は、それを阻止すべく立ち上がる。さらに、人々に勤王の志を説くため、天皇の功績を摺り物にして頒布することに。尊王の志士たちと幕府隠密たちとの熾烈な戦いがはじまったー。

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天皇の刺客下

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198941130

￥759 (税込) 2016/6/3発売：徳間書店

神書頒布を目論む植松頼助・猿投十四郎たち一団は、多くの同志たちの協力を得て、少しずつ頒布地域を広げていた。しかし幕府の隠密たちも容赦なく、彼らを追い詰めていく。凄惨な戦いに命を落とす者たち、そしてかつての仲間と相対することになった者が抱える苦悩…。それでも王政復古を願う、熱い思いの行方はー。構想十年、国とは何か、政とは何かをあらためて問う傑作時代小説。

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偸盗の夜

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198940331

￥726 (税込) 2015/11/6発売：徳間書店

父は盗賊に惨殺され、母は妖しい笑みを浮かべながら盗賊とともに家を飛び出した…。お琴は、七歳のときの悪夢のような出来事を今でも忘れられずにいる。尾張屋の主・宗因たちが招かれたある祝言に、角倉屋敷の台所働きをしているお琴も手伝いにいくことに。そんな晴れやかな夜、怪しい足音が…。悪夢から十一年後、明らかになる事件の真相とは一体ー。大好評の連作シリーズ第八弾！

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奈落の顔

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198940126

￥726 (税込) 2015/9/4発売：徳間書店

鋳掛け屋の太兵衛の葬式に東町奉行所与力がやってきた。かつて太兵衛は奉行所の付同心をしていたという。ある捕物の夜、盗人の隠れ家へ踏み込もうとした時、螢捕りにきた息子の仁助が太兵衛に声をかけ、捕物は失敗に終わった。太兵衛は出仕に及ばずということになり鋳掛け屋となったが、町の情報を番屋に知らせていたのだ。曳き人足となった仁助がとった行動は…。連作シリーズ。

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あんでらすの鐘

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198939700

￥726 (税込) 2015/5/1発売：徳間書店

悪評高い焼き物問屋の彦市郎と、町中で一触即発の状態にあった明珠。彼は大寺の医僧を務めていたが、看病していた高僧が死んだため、更に蘭方をもって接していたという理不尽な理由で寺を追い出されたというのだ。「尾張屋」の主・宗因らの勧めで町医となったが、彦市郎に薬草の煎じ薬を飲ませたことから事態は思わぬ展開を…。高瀬川に集う人々の歓びと哀しみを綴る傑作シリーズ！

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篠山早春譜

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198939496

￥726 (税込) 2015/3/6発売：徳間書店

高瀬船の船頭弥助の子・弥市は、人攫いと噂されている謎の男が、篠山藩の京屋敷に入って行くのを目撃した。ちょうど、居酒屋・尾張屋には、篠山藩士と思われる侍たちが夜毎押しかけ、不穏な空気が漂っていたのだ。主の宗因は、彼らが人足・藤蔵の行方を探っているのではないかと疑いをもつ…。謎の男と尾張屋に集まる侍たちとの間には何があるのか？好評連作シリーズ第四弾！

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銭とり橋

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198939298

￥737 (税込) 2015/1/7発売：徳間書店

故郷の川にかかる粗末な丸太橋をかけかえようと、長らく托鉢を続ける僧の普照。苦労の末に集めた金は十両。が、その金をならず者たちに奪われてしまったのだ。失意の普照を助けようと、高瀬川界隈で評判の居酒屋「尾張屋」の主人・宗因が一肌脱ぐことに。大店の主たちが金を出そうとするが、本人は申し出を拒否するのだった！？人間の気高さと愚かしさ…深い感動を呼ぶ傑作シリーズ！

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いのちの螢

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198939083

￥715 (税込) 2014/11/7発売：徳間書店

公金横領の汚名を晴らし、高瀬川のほとりに居酒屋・尾張屋を開いた元尾張藩士の宗因。店の評判もよく繁盛していた。ろくに食事も与えられず、病身の母親に暴力を振るい続ける義父をひょんなことから過って殺してしまった健気な少年・芳松。日ごろの芳松をよく知る宗因は、過去の恩讐をかなぐり捨て尾張藩を頼って一計を案じた！？人情時代小説の傑作シリーズ！

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高瀬川女船歌

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198938987

￥715 (税込) 2014/10/3発売：徳間書店

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再びの海

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198936891

￥712 (税込) 2013/5/1発売：徳間書店

隠岐島に向かう船に宗徳、左仲、与惣次、豪の姿があった。父親殺しで流刑となった十二歳の罪人・民吉の護送のためだ。その道中、女性の流人が海中へ身を投げた。弔いのため自ら墓石を彫るという左仲。その手伝いをしてくれた流人の七左衛門は元京都の石工。奉公先で手篭めにされ、自ら命を絶った娘の仇を討ちたいという七左衛門の話を聞いた一行は…。好評時代連作集、第十弾。

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天皇の刺客

澤田ふじ子

[単行本]　 ISBN: 9784198635978

￥2,200 (税込) 2013/4/1発売：徳間書店

国とは？政とは？内憂外患の波押し寄せる京の都。尊王の志を胸に立ち上がった者たちとそれを阻止せんとする幕府隠密…。国のありかたを問う傑作時代長篇。

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妻敵にあらず

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198932855

￥691 (税込) 2011/1/15発売：徳間書店

与惣次行きつけの居酒屋に忘れられた風呂敷包み。中には位牌と骨壼、それに十両もの金が。最近馴染みになった老人・吉助が置いていったのだ。経緯を聞いた宗徳は与惣次を連れて吉助の住居を訪れたが、すでに引き払われていた。長屋の住人の話では、一緒に暮らしていた女が流行病で亡くなったという。そのとき突然、紀州犬の豪の吠え声が響いた。見ると袴姿の若侍が逃げてゆく背中が…。

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亡者の銭

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198930974

￥691 (税込) 2010/1/15発売：徳間書店

石屋に見習い奉公に出ていた十六歳の市助は、日頃から主や兄弟子による苛めを受けていた。そしてある日、ひどい折檻により、命を落としてしまう。主は事件を隠蔽しようと事故と偽るが、市助の義父はそこに悪事の匂いを嗅ぎ取り、よからぬ企みを抱く…。死者の声なき声を聞き、足引き寺の四人と一匹が立ち上がった！好評シリーズ第八弾。

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暗殺の牒状

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198930493

￥691 (税込) 2009/10/15発売：徳間書店

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山姥の夜

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198929114

￥712 (税込) 2009/1/15発売：徳間書店

京の地蔵寺は、願主の祈りを聞き届け、悪人に誅伐を下す足引き寺。そこの住職宗徳のもとへ、ある日愛犬の豪が、斬り落とされた左腕をくわえてきた。折しも洛中では子どもが誘拐される事件が頻発し、山姥の仕業と噂されていた。その事件と左腕が意外なところで結びつくことに…。闇の仕事師たちが活躍する好評シリーズ第六弾。

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悪の梯子

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198924843

￥649 (税込) 2006/9/15発売：徳間書店

住職が逃げだした寺をしばらく任せられることになり、宗徳は岐阜へと旅立った。後を追う紀州犬の豪は、奉公先の茶道具屋から岐阜へ帰る小僧・定助と道連れになる。宗徳は突然訪れた豪と定助に驚きながらも、わけありな定助の表情に気づき…。

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嵐山殺景

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198922740

￥649 (税込) 2005/7/15発売：徳間書店

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王事の悪徒

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198921828

￥649 (税込) 2005/1/1発売：徳間書店

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聖護院の仇討

澤田ふじ子

[文庫]　 ISBN: 9784198918217

￥607 (税込) 2003/1/15発売：徳間書店

京のほとんどを焼きつくした天明の大火。この火事で宗徳の止住する地蔵寺も焼け失せた。そんななか、路傍の石地蔵に手を合わせる老人と幼い少女。彼らは何を祈ったのだろう。紀州犬の豪にそのことを知らされた奉行所同心・蓮根左仲は羅宇屋の与惣次に石地蔵を見張らせ、女絵師・お琳、宗徳と共に二人の周辺を探る…（「土中の顔」）。お馴染み、闇の仕事師たちが悪に挑む時代連作集。大好評シリーズ第三弾。

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